営業の小部屋

出口

大塚国際美術館

2017年7月31日

営業部の出口です。

皆様本格的な夏に入り暑い中夏バテなどおこしてないでしょうか?
私は少し夏バテ気味ですが、会社から夏休みをいただき
嫁さんと徳島に旅行に行ってきました。

昨年は島根の足立美術館に行きましたが、
今年は徳島の大塚国際美術館に行ってきました。

大塚国際美術館は陶板名画美術館という特殊な美術館で、
陶板に特殊な技術で美術品を複製して焼き付けたものを飾ってあります。
ですから作品はすべて複製なのですが、大きさは現物のままで色なども現物のものを完璧に再現してあります。

本物の絵は温度管理や紫外線などにも弱いので、年月が経つと劣化します。
しかし、こちらの作品は劣化しないので、触っても大丈夫です。

作品は1000点ぐらいありますので、すべて見るのに1日かかるのではないかと思える量でした。展示方法もユニークで教会の壁画をそのまま再現した環境展示。

古代から現代まで、時代別に西洋美術の変遷が美術史的にわかるようにした系統展示。テーマ別に展示したテーマ展示があります。

私が特に気に入ったのが、環境展示で教会の壁画を再現したシスティーナ礼拝堂の壁画(バチカン市国にある)で、ミケランジェロが描いたもので何年もかけてなんて素晴らしいものを描いたのかと思います。

現在バチカン市国に行ったら見れますが、そう簡単に外国に行けないので世界的な名画が再現してある状況で見れるのはすごいと思います。

同じように展示してあるスクロヴェーニ礼拝堂も現物を再現してあります。
絵画の歴史で昔は宗教画を教会などに描いたものから、王様がお気に入りの画家に書かせたものなど歴史がよくわかります。

原寸大の美術の教科書がこの美術館に詰まっているのだと思いました。
紹介できませんでしたが、現代の絵画も何百点も展示してあり大満足の1日でした。

もうひとつの目玉は鳴門の渦潮を間近で見ることで、水中まで見える観光船に乗って見た水中の渦潮と上から見る渦潮との対比がすごかったです。

橋の上からはよく見ていたのですが、間近で見るのは迫力がありすごかったです。

大塚国際美術館ですが絵画が好きな方だけでなく、興味がない方でも一度は見ていただきたい美術館です。

休暇を使っての奥さんとの美術館めぐりは、最高のリフレッシュですね。
また陶板名画の為、実物大で且つ作品を触れるのもいいですね!

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