営業の小部屋

出口

アルミ標柱

2019年3月11日

アルミオーダー型材専門会社 関西金属製作所 営業部の出口です。

寒い冬もそろそろ終わり、春の足音も聞こえてくる季節になりました。
私はインフルエンザにかかってしまい、会社のスタッフやお客様に迷惑をかけてしまいました。
予防接種を打った油断もあったのかもしれませんが、これからは気を引き締めて1年過ごそうと思いました。

関東のお客様より、アルミ角パイプの問い合わせがありました。
使用方法は、アルミの標柱です。

アルミ標柱とは、山の中や川岸に立てる案内の柱=我々が目にする時は、柱に文字が書かれています。

角パイプに白の塗装をして、文字を印刷して標柱を作るとの事でした。

【お客様からのご要望】
・印刷ののりが良いもの
・耐久性に優れているも
など、仕上げの精度を求めていました。

当初は、焼き付け塗装で考えていましたが、白の電着塗装を勧めて採用していただきました。
白の電着塗装は、アルミサッシなどにも使用しているもので、耐候性には問題がありません。
印刷も気に入って頂き、量産品のご注文を頂きました。

樹脂キャップに耐候性の問題が出たので、
アルミでつくった別注の鋳物キャップを制作することになりました。

お客様に100角パイプにあった四角錐のキャップをデザインしていただき、
鋳物業者様で砂型鋳物を作ってもらいます。

砂型鋳物は簡単に言いますと
もとになる木型を作り、それに特殊な砂を貼り付けて型を作ります。
そこにドロドロに溶けたアルミを流し込み、その砂を割って完成です。

仕上げに白の焼付塗装をする予定でしたが、
塗装業者様より鋳物の材料は、含浸処理という特殊な加工をしないと、
ガスが出て焼付塗装が出来ないと教えてもらいました。

以前焼付のできない大きなものに使用した常温乾燥のウレタン塗装を思いだし、お願いすることにしました。
塗装の仕上がりもよく、耐候性もよいものが仕上がったので
お客様の悩み事が解決でき喜んでいただけたことが良かったと思います。

月別アーカイブ

  • 加藤のブログ
  • 加藤のブログバックナンバー
  • 営業の小部屋
  • 今週の顔