アルミ型材専門会社 大阪にある関西金属製作所 営業部の大西です。
新年あけましておめでとうございます。
本年もアルミ形材専門会社の関西金属製作所を宜しくお願い致します。
新年1発目にご紹介するのは弊社と14年のお付き合いになる会社様で、多岐にわたり携わらせて頂いているアルミ形材とその他金属部品のご紹介させて頂きます。
題名にもある通り、スクリーン用に使われているアルミ形材の枠になります。

今回は、お客様の要望にお応えするのに少し苦労しました。
今まで製作していたものは材料を加工し、そのまま正方形や長方形で組立をして枠を色々なサイズに出来る仕様にてご注文を頂き製作していたのですが、今回はスクリーンの板面を弧を描く形状にしたいとの依頼を頂き、お客様とどう作ろうかを一緒に考えさせて頂きました。
分かる方ならアルミをR曲げにすればいいのではと思われるでしょうが、この枠のアルミ形材は形状、材質共に曲げに向かないのでそれは出来ません。
写真にある組立の接合部の部分、14年前、ここを強度があるように接合するのに苦労したのをすごく覚えています。

お客様からこのような物は出来ませんかと図面を頂き、弊社の協力工場2社と打合せをして、強度がすごく不安でしたが、試作をして問題ないとの事で本ロットを製作しました。
そして本番のイベント前に一度組み立てるとの事でドキドキしながら私も見に行ってきました。

上の写真が今回のスクリーン枠の裏側になります。
写真では分かりづらいかもしれませんが、大きさは縦5m×横9mを2枚合わせて、縦5m×横18mにもなる巨大なスクリーンになります。

そしてこの上の写真が今回のスクリーンの重要部分になる1部分になります。
これが組立完成後に映像を映した写真です。



お気づきでしょうか?
この写真ではまだ今回の重要部分が良く分かりませんよね。
今回のお客様のご要望は弧を描くスクリーンです。
先程の正面の写真では分かりにくかった部分を横から撮った写真がこちらになります。



見て頂いてわかるようにしっかりとお客様の要望にお答えする事が出来、他の社員さんからは今回の製作について質問攻めされました。
みなさんにすごく喜んでもらえたのと、お客様の所の社長様にも大変感謝されました。
担当の方にも『やっぱり大西さんへ頼んで良かった』と私が仕事をしていて一番嬉しいお言葉も頂け、今回の物が出来たので仕事の幅も広がりますとのお言葉も貰い、めちゃくちゃやって良かったと思えるお仕事をさせて頂けたなと思います。
重要部分は企業秘密なのでお伝えする事は出来ませんが、知りたい方は私へ弊社の製品を購入するご注文書をこっそりメールで頂ければお教えするかもしれません(笑)
関西金属製作所へ頼んでよかったと思って頂けるような仕事をこれからもしていきたいと、再認識させて頂けた今回のご依頼でした。
これをご覧になられて相談してみようと思われた方は、是非弊社営業部へご連絡下さい。
少しは弊社がお困りごとの解決に役立つかもしれません。
宜しくお願い致します。
そこでオーダー形材の中に曲げ加工が可能な角パイプを利用して・・・これ以上はマル秘・・・スミマセン。
アルミ加工のノウハウも持っている関西金属製作所です。