アルミ型材加工会社 関西金属製作所 営業部の大西です。
今回は、『マスクが無くてもスピーチがしたい』というお客様のご要望から、
弊社にて考案し製作した、飛沫防止パーテーションをご紹介させて頂きます。
まずはお客様へヒアリング
1)どのように使用するものなのか?
2)サイズや大きさは、どれくらいで考えておられるのか?
3)何台要るのか?
上記の確認をさせて頂き、下記のイメージ図をお客様へ提出しました。
イメージ図は2回ほど書き直したのですが、
私達作り手からすると、購入して頂いて、
長く使ってもらい、喜んで頂くためにも
しっかり頑丈な物を作らないという思いで
最初は上下にもアルミフレームを入れていました。
お客様からの指摘で
『上下にアルミフレームがあると圧迫感があるから、
無しで製作できませんか?』と言われて
確かにテレビ番組などで使用されているパーテーションも
フレームの無い物が多いなと思い、強度も保ってスッキリ。
圧迫感の無い物を提案しようと、上記の図面を確認してもらいました。
なぜ圧迫感がダメなのか?
それは最後まで読んで頂ければ答えが出てまいります。
さて、ここから製作に取り掛かるのですが、
製作するのに必要なのが加工図面になります。
(下記図面は製作図面の一部になります)
このような図面をKANKIN製作部エースの業務部二唐君へ渡して製作を依頼。
彼は私と同じ年なので、言いたいことを平気で何のためらいも無く言ってきます。
だから彼に頼むときは、私も気を使わなくて言いたいことを言えるので非常に楽ですw
材料を揃えて製作スタート。
アルミ材は当然、関西金属製作所NEWカタログにも掲載されている
弊社の在庫品のみを使用しております。
私の図面の書き方が悪いだの文句を言いながら
黙々と作業をしてくれました。
私だけの知恵ではなく、
二唐君のアドバイスを貰いながら完成したのが下の写真です。
これをお客様のもとへ梱包して納品しました。
満足してもらえるか?
お客様の感想を聞くまで、ドキドキしながら待っておりました。
納品へ行って帰ってきた弊社社長から開口一番!
『大西君、ものすごく気に入ってもらえて喜んでもらえたわ!』
この言葉を聞いてほっとしたのと同時に、ものづくりをしている上で
一番嬉しい言葉を頂き、ものすごく気分がハッピーなりました。
下記写真は、お客様から喜びをいっぱいに表現した満面の笑みで写真を頂きました。
さて、最初にあったなぜ圧迫感がダメなのかの答えですが、
上の写真を見て頂いてもわかるように上下のアルミフレームが無いことで、
前にパーテーションがあっても、あまり違和感がなく
見ている側もさほど気にならなくなります。
お客様は講師をされるお仕事なので、
口元が見えないと分かりづらいとの指摘が生徒さんからあり、
ご自身もマスクをつけてお話をすると
最高のパフォーマンスが出来ないとの事で今回弊社へご依頼を頂き、大変満足してもらえました。
この製品は弊社にも1台ありますので、ご興味のある方は是非お越しください。
サイズ等も使用方法によって、最良のご提案をさせてもらいます。
大西が、親切丁寧に説明させて頂きます。
では、次回の商品紹介まで楽しみにお待ちください!
お客様から喜びの声を頂きました!
先日も大手証券会社の大型支店様に、約200台ほどのパーテーションを納入させていただきました。
関西金属製作所には、ノウハウを持ったスタッフがおりますので、お困りの節はご連絡をお待ちしております。