営業の小部屋

西谷

アルミ形材製 特注ガラリ(換気口)

2020年9月14日

アルミ型材加工会社 大阪の関西金属製作所 営業管理部の西谷です。

今回はお客様からの要望で製作させて頂いた
アルミ製ガラリ(換気口)の紹介をさせてもらいます。

まずお客様から図面を頂いて
可能な部分、不可能な箇所などの
打ち合わせをさせてもらいました。

当然、このままでは品物は出来ませんので、
弊社にて上記を加工図面にしていきます。

他にも図面はありますが、
このように部材をバラした図面を書いて
その後加工していきます。

この商品をどのように組み上げていくのかは、
弊社では最近よくお問合せ&売れている
アルミ溶接看板枠と同じように
溶接で各部品をつなぎ合わせていきます。

>>アルミ溶接看板枠のご紹介はこちら

今回、使用したアルミ形材は
アルミ平角棒と丸棒です。

こちらのガラリは、アルミ材料の肉厚が6mm、10mmと厚いため
溶接するのもかなり時間が掛かり苦労しました。

※アルミ溶接は、同じ厚みの物ならすぐにつきますが
厚みが違うと溶けるまでに時間が掛かるので簡単にはつきません。

溶接工場で仮組して、どうアルミを溶接するかを打合せ。

無事溶接まで完成したのが、上記になります。
ここから塗装工場にて指定色に焼付塗装し、
完成したのが下記の写真になります。

>>アルミ形材の付帯加工はこちら

こんな大きな、重たいアルミのガラリ(換気口)を
どのように使用しているかを知りたくなり
お客様に無理を言って施工後の写真を頂きました。

綺麗に収まっているのと、自分が製作したものがこのように
お洒落な空間で使われていると思ったらとても嬉しくなります。

最初、お客様はこの商品を鉄で製作しようと考えておられたのですが、
このアルミガラリでも大きな方で約35kgです。
鉄で製作したら約3倍の100kgオーバーになる為、今回弊社へお話を頂きました。

素材を鉄からアルミにすることで、
軽量化、コストを抑えることが出来ました。

使用されている場所は、日本一のビル【あべのハルカス】の中にある店舗ですので、
見かけられた方は『関西金属製作所が紹介してたやつや』と思って見てください。

今回の様に別注製作でも、弊社では1つから製作させて頂いております。

打合せ等で変更箇所などは出るかもしれませんが、
お客様に満足して頂く商品、製品造りをこれからも続けてまいります。

アルミ形材の事なら関西金属製作所へ是非お問い合わせください。
弊社にて可能なことは、何でもさせて頂きます。

是非、西谷までFAX、電話、メールにてお問い合わせください。

モノづくりとは、出来上がるまでが大変(どの位時間を使って製作したか?)で、
できあがって取り付けてしまうと「こんなものか?!」(短時間で出来たように)と思ってしまうものです。
なかなかモノづくりの苦労が見た目ではわかりにくいのです。
しかしそこが、関金が目指す「縁の下の力もち」なのであります。
部品1つでも不足していると、完成しないのです!

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