アルミ型材加工会社 大阪の関西金属製作所 営業管理部の西谷です。
今回はお客様からの要望で製作させて頂いた
アルミ製ガラリ(換気口)の紹介をさせてもらいます。
まずお客様から図面を頂いて
可能な部分、不可能な箇所などの
打ち合わせをさせてもらいました。
当然、このままでは品物は出来ませんので、
弊社にて上記を加工図面にしていきます。
他にも図面はありますが、
このように部材をバラした図面を書いて
その後加工していきます。
この商品をどのように組み上げていくのかは、
弊社では最近よくお問合せ&売れている
アルミ溶接看板枠と同じように
溶接で各部品をつなぎ合わせていきます。
今回、使用したアルミ形材は
アルミ平角棒と丸棒です。
こちらのガラリは、アルミ材料の肉厚が6mm、10mmと厚いため
溶接するのもかなり時間が掛かり苦労しました。
※アルミ溶接は、同じ厚みの物ならすぐにつきますが
厚みが違うと溶けるまでに時間が掛かるので簡単にはつきません。
溶接工場で仮組して、どうアルミを溶接するかを打合せ。
無事溶接まで完成したのが、上記になります。
ここから塗装工場にて指定色に焼付塗装し、
完成したのが下記の写真になります。
こんな大きな、重たいアルミのガラリ(換気口)を
どのように使用しているかを知りたくなり
お客様に無理を言って施工後の写真を頂きました。
綺麗に収まっているのと、自分が製作したものがこのように
お洒落な空間で使われていると思ったらとても嬉しくなります。
最初、お客様はこの商品を鉄で製作しようと考えておられたのですが、
このアルミガラリでも大きな方で約35kgです。
鉄で製作したら約3倍の100kgオーバーになる為、今回弊社へお話を頂きました。
素材を鉄からアルミにすることで、
軽量化、コストを抑えることが出来ました。
使用されている場所は、日本一のビル【あべのハルカス】の中にある店舗ですので、
見かけられた方は『関西金属製作所が紹介してたやつや』と思って見てください。
今回の様に別注製作でも、弊社では1つから製作させて頂いております。
打合せ等で変更箇所などは出るかもしれませんが、
お客様に満足して頂く商品、製品造りをこれからも続けてまいります。
アルミ形材の事なら関西金属製作所へ是非お問い合わせください。
弊社にて可能なことは、何でもさせて頂きます。
是非、西谷までFAX、電話、メールにてお問い合わせください。
できあがって取り付けてしまうと「こんなものか?!」(短時間で出来たように)と思ってしまうものです。
なかなかモノづくりの苦労が見た目ではわかりにくいのです。
しかしそこが、関金が目指す「縁の下の力もち」なのであります。
部品1つでも不足していると、完成しないのです!