アルミ型材専門会社 大阪にある関西金属製作所 営業の浦谷です。
今年もまたスギ花粉の本格飛散が始まり、
歳のせいかやや鈍感にはなりつつも目や鼻が悲惨なことになる季節に突入しました。
毎晩家に帰ると手洗いうがいの他に、
目玉を取り出して花粉を洗い流すのが日課となりました(嘘です)。
さて、私たちが扱っているアルミ形材の表面処理で代表的なものにアルマイト加工があります。
電気的にアルミの表面を均一に酸化させる(要するに錆びさせる)ことで
長期間きれいな状態を保つようにするのですが、電気を通すのにアルミをつかむ必要があります。
縦吊りの場合は片方の端に写真の様な吊り跡、


横吊りの場合は両端に針金を巻いた跡というように必ず接点跡が残ります。

先日、別注で青色アルマイト加工した製品を納めているお客様からの要望で、
従来はアルミ材料にアルマイト用接点治具を取り付ける面は当初は隠れるため接点としていましたが、
接点部分も一部ご利用者から見えるものがあるので接点を小さくして欲しいとの事でした。

そこでアルマイト加工をお願いしている工場の方と打合せをして、
製品と接点治具の間にフラットバーのスペーサーを挟んで接点面積を小さくすることにしました。

左右の見える幅が異なるためスペーサーの位置決めに少し苦労しましたが、
何とかお客様のご希望に添えることが出来て良かったです。
アルマイトをするためにはどうしても電気を流す接点が必要になります。
それにより接点跡がどうしても見えてしまう場合があり、お客様から見えなくするにはどうするか?!の打ち合わせが必要になりますよね。
それにより接点跡がどうしても見えてしまう場合があり、お客様から見えなくするにはどうするか?!の打ち合わせが必要になりますよね。