関西金属製作所ブログ

アルミ枠の組立負担を軽減するアルミ溶接枠(インロータイプ)の使用例

2022年12月19日

大阪市生野区でアルミ角パイプを溶接して作る枠を製造販売している関西金属製作所です。

コロナの発生以降飲食店さんや小売店さんからの受注の減少により最小限の人員で運営されている看板店さんが人手不足解消の為や自社での手作業での組立の人員負担軽減の為に関西金属製作所にアルミ(角パイプ)を溶接して作る枠のご依頼が増えてきております。

関西金属製作所がお取引している看板店さんの主流はスタッフ人員が数名から10名前後です。仕事の最優先は現場での取付作業ですので、どうしても前作業としての組立等々の時間を取られるのは非効率とよく言われます。そこでアルミ(角パイプ)を溶接して作る枠を関西金属製作所に依頼することでお客様での手作業の負担を軽減できる関西金属製作所のアルミを溶接して作る枠が時間削減のメリットがあり選ばれるのです

アルミ枠の手作業組立の負担を軽減するためにアルミ角パイプを溶接して作る枠がお薦めです

 ワイド寸法が5000㎜以上と長い場合は,連結タイプ以外にインロータイプも製作しております

一般的な連結タイプの溶接枠では対応できないサイズ(ワイドまたは高さの幅が極端に短い場合)を9月9日の《加藤のブログ》でご紹介しています

 連結タイプの溶接枠には連結用の穴があいています

 

角パイプ2×30×60の内側に25×25の角パイプを2本とFB4×25を挿入して溶接止めしています。高さ寸法が短いので連結用の穴が掛けられずインロー式(ジョイント式)を採用しています。

連結ボルトは使用せずインロー部分(2種類の角パイプを使用して)連結して5m以上の枠に仕上げることが可能なのです。

9月9日のブログを読まれた方からこのインロー式のアルミ溶接枠がどのように使用されたのか?とのご質問をいただておりました。そこで実際に使用されている現場に伺いました

 

照明器具の間に天井からつるされている白色の枠です

 

実際にしようされているのは小売店(スーパー)様で、何台も並んでいるレジの上に天井から吊るされている白色の枠材がインロー式の溶接枠です。違う角度から見たのが↓です。

あまり長くないように見えますが実物は15,100㎜(15.1m)もあります。

そうなんです、今回のアルミ角パイプを溶接して作る枠は通常の看板枠ではないのです。用途はズラット並んだレジを動かすための配線をまとめて天井から吊るしている枠なのです。

 

 

関西金属製作所のアルミ角パイプを溶接して作る枠は看板枠以外にも使用されているのです

レジから真上を見たらこうなっています

(電線が10本以上配置されています)

 

 

そもそもインローとは何でしょうか?

通常ボルト&ナットを使用してアルミ角パイプを溶接して作る連結枠は,高さ方向もしくはワイド方向が500㎜以上あれば連結用の穴を3ヶ所以上作ることにより連結時の強度を持たせることが出来るのですが、今回の高さ方向は僅かに200㎜位の為,穴が1ケ位しかあけられず連結時の強度が保持できないのです。そこで角パイプを組み合わせることにより一方を凸もう一方を凹にする差し込み(インロー)タイプにしたのであります。

アルミ角パイプを溶接して作る枠 

インロー方式を採用することによりワイド寸法3650㎜×3台と4150㎜×1台が繋がりワイド寸法が15100㎜の製品です。

今回のご注文は、食品スーパー様の配線ケースとしての用途の為、幅が広いアルミ角パイプを溶接して作る枠が使用出来づ、かつワイド寸法が15,100㎜以上の枠が必要となりましたので、このようなインロータイプでアルミ角パイプを溶接して作る枠で納入することになったのがお分かりになられたでしょうか。

アルミ角パイプを溶接して作る枠の使用例とお見積もりのご依頼は以下ご利用ください。

アルミを溶接して作る枠の使用例:アルミ溶接枠及びアルミ溶接いついて

お問い合わせ:見積もりのご依頼

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