加藤のブログ

アルミ型材 加工 大阪 猛暑というより 高熱体験

2018年8月08日

先週の関東の猛暑も体にはこたえましたが

もっと高温 そう今年最高の熊谷の41.1℃をはるかに凌駕する場所に行ってまいりました

笑顔でおりますが 私が経っている場所の気温は約60℃前後

一瞬にして 大粒の汗が噴き出してきました その理由は・・・・・

斜め後ろにある容器の中にあるモノの為であります

判ります? これは溶解炉といわれる機械

銀色に見えているのはどろどろに溶けているアルミ合金

その温度は750℃位 この機械の周りの気温が高温なのは当たりまえ

 

そうここは アルミダイキャスト工場

750℃前後に溶かしたアルミ合金を 金型に流し込んで製品を作っています

(許可を得て ダイキャスト製品を撮影 ちなみにこの部品は 自動車関連に使用するとのこと)

どろどろに溶けていたアルミ合金を コップのような入れ物ですくい上げ

金型の中に流し込み 圧力をかけて 品物に仕上げているのであります

 

60℃前後の作業場内温度と比較すると 連日の35℃を超す猛暑日もいくぶんましなような気がするのは私だけでしょうか?

このように厳しい労働環境においても 日本のモノ作を支えていることに感謝しかありません

 

ちなみに余談ですが ニュース・報道でまれに見かける鉄工場(製鉄工場)の映像で どろどろに真っ赤に溶けた鉄の場合は 1,300℃~1500℃位です

アルミは 650℃を越えると 溶けてしまいますので

アルミ押出型材の場合は ビレットといわれるアルミの丸棒(電柱みたいな形状)を

400℃~500℃に温め 溶ける一歩手前のやわらかくした状態で トコロテンのように押し出すのであります

 

 

 

 

 

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