今回は、アルミフレームのパーテーションや間仕切りでのコーディネート活躍事例をお届けいたします。
円安・輸入コストの上昇・資材高騰のトリプルパンチを救う加工先を求めて
当社の主な事業は、パーテーションの組立販売です。
もともとオフィス家具やソファーを手掛けていた会社で、現在ではパーテーションに注力しています。
もともと中国にあるOEMの工場で型を起こし、アルミのパーテーションフレームを輸入して、日本で組み立てて製品にしていました。
中国でつくったアルミ型材を日本に輸入して組立て販売するには、課題がたくさんありました。
①中国では1回のロットがコンテナに詰め込めるロットになる為、必要以上の量を発注しなければならない。
②中国から仕入れたアルミ型材は、輸送中に傷がつきやすく不良が発生する。
③パーテーションとして組まれて納品された製品は、不良があるとフレームを取り替えたり、バラし
て屑をとったりするのに、時間と労力にコストがかかっていました。
中国でアルミパーテーションを製造するメリットもありました。
中国では、極限まで薄くアルミを加工する事が可能でした。中国の技術力は凄かった。
そんな中、2年前からだんだんと円安が進んでいました。
この円安は、短期的ではなく長期化すると予測を立てていました。
日本で生産した方が、メリットが大きいのではないか。
お客様に安定的な最適価格でご提供できるのではないか。という考えから、生産拠点を中国から日本に移すにあたり、加工先を探しはじめました。
0.8mm極限までアルミを薄くできるか!?の加工技術
ユーザーに最適価格でご提供するには、生産努力も必要です。
アルミの使用量を減らすために、アルミフレームの厚さを0.8mm極限まで薄くする。
材料が軽ければ、輸送コストが軽減される。
それを価格にも転嫁できます。
この薄さを実現してくれる加工先を日本で探していました。
3社ほど見積もりをお願いしましたが、「型からは作れません」「この薄さは無理です」と断られました。
その時、相談にのってくれて「型から対応できます。この薄さにできる限り近づける事が可能です。」と言ってくれたのが、関西金属製作所の水口さんでした。
金型代を含んでも中国とそれほど価格は変わらない。 国内で製造すると、納期が正確に読める。
何より、厚さ1.0mmの加工が実現したのです。
関西金属さんは、小ロットでも対応して頂ける。という事で、国内生産が可能になり、現在のお取引に至っています。
中国だとコンテナに納期を合わさないといけないので納期が読めませんが、水口さんは希望どおりの納期で対応して頂けるので、大変助かっています。
対応が早く小回り効く点は抜群です。
アルミ型材コーディネーター紹介
営業部 水口
1988年 関西金属製作所 入社
私は、お客様のコスト力アップをお手伝いしています。
海外での生産拠点を日本に戻したい。加工先を探している等、お気軽にご相談ください。
お問合せ・ご相談
関西金属製作所では、医療機器、食品設備、福祉機器、照明、住宅設備、看板など、これまで63業種以上で2180型のオリジナルアルミ形材をコーディネートしてきました。
オリジナルオーダーアルミ形材に関する豊富な経験と知識で、「作業効率化」「コスト削減」「軽量化」「差別化」など、お客様の課題を解決いたします。
他社で断られた案件や、難しいと思われる案件がございましたら、一度お気軽にお問合せ・ご相談下さいませ。
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