TV東京のカンブリア宮殿だけでなく『日本でいたばん大切にした会社 4』(2013年11月出版)でも紹介されている企業の経営者様(現在は顧問)のお話を聴く勉強会がありましたので参加してまいりました。その会社とは大阪にある たった1個の注文にも応える町工場 東海バネ工業
ニッチな製品作りに特化し平均受注数1個から5個 平均受注額が数万円 でも売上は20億以上 売上高利益率は驚異の二桁と恐るべし中小企業さんなのであります。同業のバネ屋さんから 50年前「数個単位の仕事は儲からないから辞めておき!」と言われていたにも関わらずどうしてここまで高利益会社になったのか?!社風として「出来ませんとわいいわない」「大量生産はしない」 公演時間僅か60分ではほんの一端しかお聞き出来なかったのですが、入社時工場内の職人さんからのイジメや商売に対する考えを大幅に改めるきっかけとなった出来事を身振り手振りでお話していただきました。機械での大量生産方式の会社ではないので “人こそが東海バネの宝” と言われたのが印象的でした。
講演終了後の質問タイム 本を読んで気になったことがありましたので、私が一番に質問させていただきまました。顧問は言われました「どこに行っても使い物にならない人ほど うちの会社でどこに行っても大丈夫、というレベルまで育てる どんな人も役に立たない人はいないのですよ そんな人でも育てれば一流のスタッフになれるのです」
他の参加者からの質問に対しても
実に真剣に 時に考えながらお応えしていただきました。
私はお話を聴きながら思いました、本に紹介されていることは僅か1%位で 実に残り99%が隠れている・・・
顧問は言われました「経営トップとしての34年間は毎日が正念場でした」と
紹介されていないさまざまな取り込みをされ、お客様が言い値で商品を購入される会社になったお話をもっともっと聴きたかった。
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