11月2日（木）は実は午前&午後で研修のダブルヘッダーでした。一日で研修を二つ受講するのは傍目からはしんどいように思うかもしれませんが、興味深々の内容でしたのでワクワクしながら受講してまいりました。ＡＭはメンタル強化についてでしたが、午後からはガラッと変わって製造業のお話でした。場所は大阪商工会議所

お話はアウトドア商品メーカー　㈱ロゴスコーポレーションの社長様

私も少々アウトドアをかじっていますので名前は存じ上げており　現在第2次アウトドアブームでモンベル・スノーピーク・パタゴニア　等々有名ブランドが競い合う中どのようにしてお客様から選ばれているのか？！注意深くお話をお聞きすると　やはりそこには明確な戦略があったのです。

そもそもロゴスさんの前身は船舶用品の卸からスタートでしたが造船不況でマリンスポーツへ舵を切っていったのですが、こちらもうまくいかず在庫の山山山。　そこで現社長が在庫の見直しをしていた折発見した商品があったのです。地味だが利益率が高くよく売れていた商品がその在庫の山の中に“埋もれていた”　その商品とはキャンプの時使用するテーブルセットだったのです。そこからアウトドアーへ本格参入し　社名もロゴス（意味はギリシャ語で言葉・理性）へ変更

どのアウトドアメーカーも同じではないかと思われている方が多いのではないでしょうか？！実は私も皆さん同じ土俵で競い合っておられると思っていたのです。がロゴス社がターゲットとしたエリアは《ファミリーキャンプ》層に特化していたのです。

社長が狙うのは【世の中に無いものを作り出せ！】です、現在は食品分野にも進出しておれれますが、社長曰く「けっして多角経営ではなく、多重奏経営」を目指しているのです。経営不振時の話は聞いている私の胸が苦しくなったりもしましたが、苦難の時を乗り越えた道程をお聞きして勇気をもらいました。「どっちゃん」のお話もおもろかった！

研修のダブルヘッダーは時間のやりくりは大変ですが、時間が無いと言い訳していたら、いい出会い（出ていかなければ会えない）はありません。やりくりした結果いい出会いが得られるものですね。