加藤のブログ

アルミ型材 加工 大阪  アルミダイキャスト工場見学会

2018年8月29日

先週末 営業マン6名で アルミダイキャスト工場様を訪問してきました

最初に ダイキャスト(鋳造)の研修ビデオを拝見

「たい焼き」と「ダイキャスト」の違いで判りやすく比較

ダイキャストの製造方法も 何種類もあるのは勉強になりました

ちなみに こちらの工場様の製造方法は “コールドチャンバー”式

(後で写真に出てきますが どろどろに溶解したアルミ合金を 容器にすくって

金型に注入する方式です)

 

15分ほどの解説ビデオを見た上で “アルミダイキャスト”について

こちらの社長様と質疑応答へ

「アルミダイキャスト=ADC 」の用途においては 約90%が自動車・バイクの部品関連で

占めているとのことには 驚きました

そんな中こちらの工場様では リーマンショック以前は

業界の平均通り 生産の約90%が自動車・バイクの部品関連だったそうですが

今では15%前後までになってきている

その理由は 『数は出るが 利益が残らない』世界ゆえに 脱却をはかったから

そこには相当の営業努力があったことであろう・・・・・

 

ビデオ研修のあと いよいよ工場見学へ

そちらこちらにおかれれている部品(残念ながら秘密保持契約の為 お見せすることは出来ません)

について 使用される業界とその用途の解説をしてもらっています

この日も 朝からうだるような暑さ

工場内に一歩踏み入れる温度がまるで違う

680℃前後に温められ どろどろに溶解したアルミ合金の釜のそばにくると

汗 汗 汗が 噴き出ます!! 金型に注入される瞬間にはが立ち上がる

 

自動機械で ダイキャスト金型に注入され あっという間に成形される工程を

社長様の解説で一心不乱に見つめる 関金営業部のメンメン

アルミでも 関西金属製作所は 押出型材の業界

“金型”という名の鉄製の型は使いますが 押出型材の世界は

ところてん方式で 400~500℃に温められたアルミ材料(ビレット ダイキャスト方式とは違い

材料は溶けていません 溶ける直前の状態です)を金型を通すことにより

「にゅーと」同じ形状のモノが出てくる

一方アルミダイキャストは どろどろに溶けたアルミ合金を金型に注ぎ込むことにより

1個または数個づつ製作される方式

同じアルミでも まったく異なる製造方式の現場を見ることは

知識・見聞を広げるのに大変役立ちます

勉強になりました!!

アルミ型材だけでなく アルミダイキャストでも お客様のお役に立てるよう前進してまいります

 

 

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