先週末 営業マン6名で アルミダイキャスト工場様を訪問してきました
最初に ダイキャスト(鋳造)の研修ビデオを拝見
「たい焼き」と「ダイキャスト」の違いで判りやすく比較
ダイキャストの製造方法も 何種類もあるのは勉強になりました
ちなみに こちらの工場様の製造方法は “コールドチャンバー”式
(後で写真に出てきますが どろどろに溶解したアルミ合金を 容器にすくって
金型に注入する方式です)
15分ほどの解説ビデオを見た上で “アルミダイキャスト”について
こちらの社長様と質疑応答へ
「アルミダイキャスト=ADC 」の用途においては 約90%が自動車・バイクの部品関連で
占めているとのことには 驚きました
そんな中こちらの工場様では リーマンショック以前は
業界の平均通り 生産の約90%が自動車・バイクの部品関連だったそうですが
今では15%前後までになってきている
その理由は 『数は出るが 利益が残らない』世界ゆえに 脱却をはかったから
そこには相当の営業努力があったことであろう・・・・・
ビデオ研修のあと いよいよ工場見学へ
そちらこちらにおかれれている部品(残念ながら秘密保持契約の為 お見せすることは出来ません)
について 使用される業界とその用途の解説をしてもらっています
この日も 朝からうだるような暑さ
工場内に一歩踏み入れる温度がまるで違う
680℃前後に温められ どろどろに溶解したアルミ合金の釜のそばにくると
汗 汗 汗が 噴き出ます!! 金型に注入される瞬間には炎が立ち上がる
自動機械で ダイキャスト金型に注入され あっという間に成形される工程を
社長様の解説で一心不乱に見つめる 関金営業部のメンメン
アルミでも 関西金属製作所は 押出型材の業界
“金型”という名の鉄製の型は使いますが 押出型材の世界は
ところてん方式で 400~500℃に温められたアルミ材料(ビレット ダイキャスト方式とは違い
材料は溶けていません 溶ける直前の状態です)を金型を通すことにより
「にゅーと」同じ形状のモノが出てくる
一方アルミダイキャストは どろどろに溶けたアルミ合金を金型に注ぎ込むことにより
1個または数個づつ製作される方式
同じアルミでも まったく異なる製造方式の現場を見ることは
知識・見聞を広げるのに大変役立ちます
勉強になりました!!
アルミ型材だけでなく アルミダイキャストでも お客様のお役に立てるよう前進してまいります
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