今週の顔

吉田

雑賀の春

2016年4月18日

業務部の吉田です。

すっかり春たけなわになりましたね。
そろそろ葉桜でしょうか。

今回は紀州のヒーロー『雑賀孫市』を大フィーチャーした
『孫市まつり』を訪ねての紀州路の旅のことをお話します。

雑賀衆とは…雑賀孫市を中心とした戦国最強の鉄砲集団。
雑賀を味方にすれば勝ち戦!と謳われ諸大名が
こぞって頼りにした戦う男たち。

甲冑を纏った武者が火縄銃を勇ましく撃ち放つ鉄砲実演や

榎木孝明さんが特別出演なさっての野外劇、

甲冑体験コーナーや
雑賀鍋のふるまいなどバラエティに富んだ楽しいお祭りでした。

早い桜が拝めるかなぁ…と和歌山城に足を伸ばして天守閣まで登城。
先ほどの鉄砲隊の方々も甲冑のまんまで登城なさってて、
少しお話をしてみたり…

たい焼きと一緒にお花見したり…

しっかり和歌山ラーメンもいただきました。

和歌山城は空襲後に復元されたもので
中は歩きやすく綺麗なお城でした。

豊臣秀長が創建。
その後、桑山重治から浅野長政を経て、
その後は紀州徳川家と続き、
有名な八代吉宗、十四代家茂を輩出。

和歌山市内は真田丸の効果で六文銭をあちこちで見かけましたが…。
真田家に絡めてのお話なら。
九度山蟄居の頃は浅野家長男幸長が和歌山城に。

九度山に隠棲する真田家を支え、脱出も見ぬふりをしたとか…
その後、浅野家は芸洲広島へ移封。
この何代か後の子孫がかの赤穂事件を起こすのだけれど、
それはまた別の機会にお話しましょうか…。

中の展示には主に江戸の頃の甲冑や、

めずらしい女性用の陣羽織。

ご当地らしく鉄砲もふんだんに。
見どころ満載です。

天守閣からは海も望めて、
和歌山の穏やかな佇まいにぴったりのいいお城でした。

久しぶりの史跡巡りの旅は
雨予報を跳ね飛ばしての快晴の散策日和。

関西金属きっての晴れ女のとある春休みのお話でした。

さすが関金No.1の歴史好きガール。
足で稼いだ情報満載ですね。
今回も雑賀孫一だけでなく、タイムリーな真田丸からナント江戸城刃傷事件(吉良上野介×浅野内匠詳頭)まで絡めるなんて歴史好きには、たまらん原稿です!

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