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吉田

堺を遊ぼう!ときめき歴史散歩道

2019年4月15日

アルミ型材加工会社 大阪 関西金属製作所 経理部の吉田です。

春たけなわ!
散歩に出かけたくなるような日が増えてきましたね。

私の住む街・堺は、古くから自治都市として栄えた歴史のある街です。
たくさんの史跡がありますが今回は「南宗寺」をご紹介します。

南宗寺門前の様子

このお寺は三好長慶、千利休の所縁の禅宗のお寺で、今も座禅や修行が行われています。

奥に進むと三好長慶公が鎮座

まずは千利休のお墓参り。
千家一族のお墓が祀られており、
表千家、裏千家、武者小路千家と一堂に会するお墓はここ堺のみです。

利休の命日である2月末に行われている利休忌には日本中の茶の湯のお弟子さんたちが集まります。
利休の茶の湯の師匠である武野紹鷗のお墓もお隣に。

奥へ進むと三好一族の供養塔。
その向かいには伝説の家康の墓があります。

「家康の墓」は日光東照宮では?と仰る歴史好きの皆さんに。
…かの大坂夏の陣の折、茶臼山の激戦の折に真田幸村が討ち取った!という説。

南宗寺に伝わる伝説では、勇将・後藤又兵衛に討ち取られた説が伝えられており、
家康を乗せた籠がこちらの南宗寺にたどり着いて密かに南宗寺に葬られ、
正に今!目の前の塚に家康は眠る…という壮大なお話です。

南宗寺あれこれ

後に二代秀忠、三代家光も天皇即位の忙しい最中に
わざわざこのお寺を参詣したことで、さらに信憑性がある!のだそう。

家康は夏の陣の翌年、鯛の天ぷらの食べ過ぎで亡くなった…との説よりは
真田幸村や後藤又兵衛が激戦の中に討ち取った!の方がロマンチックなお話ではないでしょうか。

雨上がりの空気が綺麗でした

さらに進むと利休好みの侘びを極めたお茶室「実相庵」に。
枯山水の美しい庭園に身分の如何に関わらず平身低頭…のお茶室ですがそのお話はまたの機会に。

特に印象的だったのは水琴窟。
大きな瓶を逆さに地中に埋められていて、
客人はそこで手を清めてお茶室へ…手水の水が落ちて瓶の中で反響!

竹筒でそっと耳を済ませると得も言えぬ美しい音風景を楽しむことが出来ます。

街中とは思えない静けさ…

見どころいっぱいの南宗寺。
内部は全て撮影禁止なので、是非みなさんの肉眼で歴史を感じる散歩をお楽しみくださいね。

内部は全て撮影禁止

お寺の駐車場は無料!拝観料は400円!
ボランティアのナビゲーターさんが無料で詳しく案内してくれます。
春の昼下がりのお散歩におススメです(*^_^*)

歴史ロマンを堪能した後は堺銘菓で舌つづみ。
くるみ餅「かん袋」さんは
創業なんと!鎌倉時代末期でお店の屋号の名付け親は豊臣秀吉という老舗です。

かん袋さん。店内は満員御礼

こちらも駐車場完備!タイムズ堺かん袋…にびっくりしましたが、
お店の前まで車で行けるのでとてもありがたいです。
完売したら閉店なので、何が何でもお餅を!のあなたは先にお餅を食べてから…。

大きな番号札を持って順番を待ちます

 

「くるみ餅」おいしかったです(*^_^*)

 

堺を遊ぼう!ときめき歴史散歩道でした(*^_^*)

さすが関金NO-1の歴史好き、ときめきの歴史散歩道を堪能させてもらいました。
歴史上の有名人物が頭の中で映像として登場してきます。
水琴窟も見てみたいし、もちろん「かん袋」さんにも行ってみたいな~

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