アルミ形材専門会社 関西金属製作所 吉田です。
南北朝時代ゆかりの地を訪ねて四條畷へ。
大阪のヒーロー、
楠木正成の嫡男、小楠公を祀る「四條畷神社」に伺いました。
神社の由来はこちら
手水鉢には可愛らしい玉がたくさん。
コロナ対策でしょうか。
下方に蛇口があり、ひしゃくを使わない仕様です。
では早速…忙しいひとの為の南北朝時代小話~(*^_^*)
鎌倉時代末期、いつの世も同じで腐敗政治に
民が苦しめられていました。
不満を持った武将たちが、足利尊氏を中心に鎌倉幕府を倒し、
後醍醐天皇中心の政治に。
しかし、いままで働いたこともないような
朝廷側のひとたちのめちゃくちゃな執政に国は大混乱。
これはいけない!と孝明天皇を擁して北朝を立て、南朝を追放。
この時に最後まで南朝の味方をして戦ったのが楠木正成でありました。
正成が戦に散った後、
嫡男・正行(まさつら)は小楠公と呼ばれる名君として活躍。
戦の折には敵兵をも助け、その行いは後に
日本が赤十字に参加を認められる礎を築きます。
正行を筆頭に三兄弟で南朝を助け、
後に北朝からの再三の誘いも断り四條畷で決戦となりました。
三男坊のみ生き残り、
南朝と北朝の和睦で、世が治まるまで忠孝を尽くして活躍。
うんと後世、受け継がれた楠木正成の刀はなんと!明治天皇の佩刀となる…
四條畷の戦いの折には恩義に報いるため、
かつての敵兵たちが援軍に駆けつけ奮闘…。
涙なしには語れない逸話が、数多く残されています。
「小楠公」として、
いまも多くの人に慕われる「忠孝両全」の名将を祀った四條畷神社と、
父子の像もあります
ほど近くにある墓所は参道として、
近隣の山へのハイキングコースとしてにぎわいを見せていました。
墓所は静かでした
街の中とは思えない佇まいです
街の方々が守って保存してくださってます
参道沿いにはおいしいお菓子のお店などもありますよ。
南北朝時代を感じる歴史ロマン溢れる散歩道のお話しでした(*^_^*)
楠正成は知っていても、嫡男・正行(まさつら)までは知っている人は歴史好き間違いなし!
今回は、熟読必須です!!