加藤のブログ

アルミ型材 加工 大阪  二宮金次郎から学ぶ その二

2020年1月24日

現実をよく見るとしての エピソードとして

二宮金次郎の子孫(7代目)の方が紹介されたのは

田植えを終わらせたある村で 金次郎がたまたま食べた“ナス”の味が いつもの味と違った

その為 彼がとった指示・行動が村の人を驚かせた

 

それは 折角植えた村一帯の苗を引き抜け との指示だったのです

理由は そのナスの味が “秋ナス”の味がしたから

つまり 夏を飛び越えて もう秋のような気候になっている

だから今年は冷夏となり 寒さに弱い稲ではなく 寒さに強い ヒエ・アワに作物を作り替えようとしたのです

当然 反発はありましたが 村民はしぶしぶ合意し植え替え

結果は 冷夏となり 日本中が大不作 飢饉となったが 金次郎が改革した村では

一人の餓死者も出さなかった

普通の人なら 味が少し違うな~くらいしか思わないところ

現実をよく見て 行動せよ との教えにつながります

 

二つ目は

一人の農民が必死で働くのに 貧乏から抜け出せないので

農村改革で実績を上げている二宮金次郎に相談した一節

 

金次郎は その農家に出向き 納屋を見て一言だけ伝えて帰った

その内容があまりに短かったので その農家の人は 「えっ それだけ!」と思ったらしい

その一言とは

「もっと 掃除をしなさい!」

納屋が雑然としていて 農機具を探すのに時間が掛かるだけでなく

時に 見つからなければ農機具を買う羽目になる 時間のロスとお金のロス

金次郎曰く 相談した農民は バタバタしているだけで働いていない(生産的な労働をしていない)

小さいことをおろそかにしては ならないとの事

現在でいうならば 3S活動(整理・整頓・清掃)につながることを伝えていたのですね

もちろん その農民は貧乏から脱却しています

 

大人になった 金次郎の銅像を見られた方はおられますか?

私は見たことがありません

その銅像が これです(全国に数体しかないらしいので 私が目にしたこともないのは当然です)

右手は筆を持ち 左手は子供の時の本から 日記帳へ

読むことから書くことに変化

自らの目と感覚と経験で改めて現実に向き合う

ただ見る(表面上)だけでなく よく見る(心の目で観る)

 

頑張れは報われるというが 確率的には報われるのは50%

今あるのは 家族がいるから・仲間がいるから その恩返しと考える

自己犠牲ではなく 誰かとともに活動する

現実は厳しい そこからがスタート 負けるものか!の精神で前進

 

これからは 二宮金次郎の銅像を見る目が変わります

 

 

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