加藤のブログ

アルミ型材 加工 大阪  今日で8年が経ちました

2019年3月11日

私の休日ウォーキングコースでも 早咲きの桜を目にする季節となりました

早春の今日 3月11日は東日本大震災発生から8年が経ちました

強大な津波が街を襲う様子をTVから流れるのを見て 自然の猛威・恐ろしさを感じたのが忘れられません

 

震災発生から4ヶ月後 私は仲間と復興支援(名ばかりですが・・)の為 被災地へ

岩手県花巻空港を降り立った私には 周りの景色はなんら普段とかわらない様子にしか映りませんでしたが

山を越え宮城県に向かい 海沿いの集落に入ったとたん 想像を絶する光景を目にしました

集落のほとんどの家が流され 更地状態

高台からふもとにおりて 破壊された建物をすぐそばで見ると

襲ってきた津波の高さが判ります

 

そこかしこに瓦礫がうずたかく積まれていたのもの忘れられません

 

移動に使っていたバスガイドさんは 「4ヶ月経って初めての仕事です」と

涙ながらに我々がこちらに来たのを喜んでもらいました

また仙台で宿泊した歴史ある旅館ホテルでも 目にしたのは

ガランとした駐車場にぽつんと止まった我々の観光バス

 

旅館の女性スタッフが言われた一言が心に刺さりました

「私たちは震災後 ずっと仕事がありませんでした

こうして泊りにきていただくだけで 復興支援になるのです

なにより 私たちは働くことが出来るのです 大変有り難いことです」

女将さんも 1000年の歴史あるこの旅館を潰すわけにはいきません と言われました

 

私は 出会った人の言葉が忘れられず なんとかしてまた震災の地に伺いたい!と強く思っていました

ようやく 2年後の2013年10月

わずかなお金かもしれないが 東北の地で皆でお金を使かおう という

小さな復興支援ですが 会社の研修旅行で 宮城県を訪問することが出来ました

 

そして この老舗旅館ホテルを再び訪れることが出来ました

夜の宴会の折 女将さんが挨拶に来られ 2011年7月に私がここに宿泊した旨を伝えると

当時のことと 再度の訪問に大変感謝をして頂き

三十四代目の女将さんが作られた “三十四代”のお酒をお礼にいただいたことも

良い思い出です

 

8年が経過しましたが ニュース・報道を見ると

仮設住宅に入られている方もまだまだ多く

震災前の状態に戻っているとはとても言えないようです

 

政府・地方自治体・民間団体 皆さん一生懸命に仕事はされています

私ども関西金属製作所も 2011年3月11日を忘れず何らかのお役に立てるよう

今後も前進していく所存です

 

 

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